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2016年4月

徒然日記 Vol 258

もやい直しが 始まった
今日は一日地域を回って来た。そこでご報告。午前中は龍田5丁目の前自治会長の知らせで現場視察。7〜8軒の家々の道路や庭先に真っ直ぐと、100メートルほどの亀裂が走り、地盤沈下の箇所も。家が傾き、大きな地震があれば、一段下の住居に倒れそうな家や、瓦がグチャグチャの家や壁や土台に亀裂の入った家もあった。道路関連は土木の職員が見て回り、カラーコーンや立ち入り禁止のテープが…。しかし、建物や土地の検査には行政が未だ対応できていなかった。北部土木の所長に報告し、早速職員が状況確認に入った。北区は本震の揺れは6強となっているが、場所によっては震度7の所もあったと思われる。龍田5丁目の数軒もその場所だったのかもしれないが、計測の機械が設置されてはいないのでわからない。。午後は、楠校区の避難者がいる小中学校に行ってきた。楠中は本日にて閉鎖。小学校は、未だ20名近くが避難。しばらく、教室の一角を避難所として使用しながらも、連休明けには開校予定だ。三日前に回った、龍田公民館や体育館や小中学校には、400人ほどの人たちが避難生活を余儀なくされている。多くの方々が余震に怯えての避難生活。そのうち本当に家に帰ることができない人がどのくらいいるのか、の調査が昨日ぐらいから始まった。先日は、朝から市役所駐車場は満杯。家屋の全半壊の人たちが市営住宅の申し込みに駆けつけたのだ。後日、議員の各会派からの申し入れにより、全半壊でなくとも、帰宅できない人も申し込みの対象になった。後追いの行政対応が続く日々。地域の役員の活動が無い、議員がいない地区は、明らかに復旧が遅れている。近隣のある校区は、自治協議会の会長以外の自治会長の顔が見えず、小中学校にも自治会役員が一人もいない所もある。そのことにより、避難者や近隣の人への寄り添いがきちんとできない状況が続いている。今後は、自助・共助・公助のあり方が問われなければならない。そして、地域のために本当に頑張る人たちの顔が見えて来た。地震を契機に、もやい直しが始まった。絆を取り戻すために、私たちは今こそ手を繋がなければならない。

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徒然日記 Vol 257

被災者に寄り添って
14日の地震から今日まで全くブログを書く暇がなかった。最初の三日間はほとんど眠らず、公園での炊き出しから始まり、地域の避難所回り等やってきた。自宅の被害は雨漏りと内部の壁が剥がれた程度。ただし、食器や家財が散乱。被災時から家族は近くに公園にテントを張り生活。高齢の母は、近くのコミセンに被災後5日目に避難。ライフラインは、電気だけがOKで、水とガスが一昨日から生き返った。三日前から、自宅の庭にテントを張り、やっと片付けが始まった。この間、多くの出来事があった。地域力が問われた二週間だった。怒ったり泣いたりため息をついたりの日々だった。神がかり的な出来事がいくつも起こった。多くの人に失望し、多くの人に希望をもらった。たった二週間の出来事。しかし、誰にも経験できないことが経験できた。被災者に寄り添って、今日も活動開始。二週間の記録は、いずれ整理して報告したい。

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徒然日記 Vol 256

だまされて

 日曜日の午前、市の現代美術館で開催されている「だまし絵王エッシャーの挑戦状/展覧会」に孫たちと行ってきた。空間がねじれ、上下左右が不確かな絵や立体の作品に魅入ってきた。中には、いつか夢の中で見たような風景にも出会った。ありえない非現実の建物や風景の絵画の不思議な世界に、しばしだまされ、めまいさえ覚えながら、非日常のひとときを体感してきた。

■小6の孫と私

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徒然日記 Vol 255

春爛漫  

 熊本市内は、4月に入り一斉に桜が咲き誇り、今や、風に乗って桜の花びらが舞っている。毎年のことだが、桜の美しさは絵にも言葉にもできないほど美しいものだ■いつのことだったか、私が30代の頃か、近所の高齢の方が桜咲く頃に「あと何回満開の桜を見られるものやら」と話されたことが、ずーっと心に残っている■そして、10年前ぐらい前からは、桜の花びらが風に舞っている景色を見るたびに、若いころに静岡の山奥で土方みたいな仕事をしていた時を思い出すのだ。作業中に私の目の前を桜吹雪が舞って、顔を上げて初めて桜の満開の景色を目にした日。景色を見る余裕もなく、そして、桜の美しさにも無感動だったあの頃■今思えば、自分のことだけで精いっぱいの日々だったような。その分、人にも優しくできなかったような。あれから40年以上が過ぎた。あと何回満開の桜を見られるのだろうか?人をそして自分も大事に生きなければ。

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徒然日記 Vol 254

なんて日だっ! 議員・木こり屋・自治会役員の一日

4月3日(日)の午前中に、菊南ユウベル観光ホテルで西聖一県議と一緒に「考動塾」(講演会・報告会・学習会等開催のための名称)を開催し、市政・県政報告会を行った。冒頭、県議会の民主県民クラブから民主党の鎌田代表(県議)が挨拶。そして、参議院予定候補のあべ広美さんに「安保法制と憲法を考える」と題して40分ほど講演をしていただいた■参加者は、私の地元から21名で、西県議の北部地域からの参加者を合わせて70名ほどだった。会の途中には、松野頼久維新の党の前?代表も駆けつけて挨拶があった。もうすぐ、熊本でも民主党も維新も無くなり民進党が発足する。政局は今後どうなっていくだろうか?はたまた、衆議院も解散しての衆参同一選挙となったらば、あべ広美の選挙は埋没してしまわないか、などと心配だ■ちなみに、私のスケジュール管理に手違いがあり、2日と3日は阿蘇の高森町での「アート&クラフトフェア」に木こり屋として出店していたので、当日は早朝から高森を出発し、考動塾が終わって、また高森に引き返した。フェアでは、両日ともに店番を家族に任せて、5・15のあべ広美の集会でマルシェ&ライブをするために、出展者をまわりあべ広美の支持と参加をお願いしてきた■夕方からは、自治会の役員会にぎりぎりセーフ。この日は、自業自得ではありながら、議員・木こり屋・地域の自治会役員として「なんて日だっ!」と呟きながら動き回り、これまでで一番ハードな一日を過ごした。木こり屋の売り上げは、準備不足で少なかったものの、木こり屋の遊び場は、終日親子連れで賑わい、常連さんにも来ていただいた。休みの日に、考動塾そして木こり屋にご来店いただいた方々に、深く感謝しなければならない。

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