« 徒然日記 Vol 246 | トップページ | 徒然日記 Vol 248 »

徒然日記 Vol 247

縁とは異なもの

 絆という言葉があるが、人と人のつながりには血縁以上に、何かしら運命的なつながりを感じる瞬間が時としてあるものだ。狭い地域の中でのことだから、自分の知っている人が、別グループの人同士で繋がっていたりすると、「縁があるのかな」とか「世の中って狭いな」とか思ってしまう■土曜日の昼、参議院選挙に向けての二時間以上の会議が終わっての帰り道に、県の伝統工芸館に足を運んだ。工芸館では、毎週、三箇所ぐらいで作家さんたちの作品が展示される。私自身が暇を見つけては木工作品作りをしている関係で、手仕事での物づくりをする方々の様々な作品を見ることは、癒しのひと時であり、新しいデザインや発想の作品との出会いは、とても刺激的で有意義なものだ■その日も、いつものルートで、一階の奥で開催されている展示ブースに行き、温もりの雑貨類等を見て回り、そして二階に上がり、陶芸の作家二人展の会場に。会場に入ると、毎年秋の高森で開催される作家さんのイベントで知り合った陶芸家のKさんがいた。さらに、もう一人の作家さんはというと、私が高森の廃校になった小学校の教室で二年ほど木工の作品づくりに没頭していた時期があったが、私の前にその教室で陶芸をしていた方だった。さらに、会場には、高森在住の知人のDさん夫婦と竹細工の作家さんの奥さんが■背広姿の私を見るなり皆さん「あら~背広姿初めて見た~いつものエプロン(木工房木こり屋の姿)は?」とか「木こり屋さんのときと顔が違うよ。笑顔が無くて議員さん?」とか「今日は、第二の議員のお仕事ですか?」などと冷やかされた。いずれにしても、会場にいた5人の方々は全て高森で知り合い、私の木工作品を好きになってくれた人たちだ。偶然にも高森で縁をつむぎ絆を深めた方たちと、久しぶりに熊本の地で出会えた楽しいひと時だった。ほんの10分ほども時間がずれていれば会えなかっただろうに、縁とは異なものであり、味なもの、そして不思議なものだ。曇り空に包まれた工芸館を出るころには、私の足取りは、驚くほどに軽やかになっているのだった。

 

|

« 徒然日記 Vol 246 | トップページ | 徒然日記 Vol 248 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/473107/63937729

この記事へのトラックバック一覧です: 徒然日記 Vol 247:

« 徒然日記 Vol 246 | トップページ | 徒然日記 Vol 248 »