« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月

徒然日記 Vol 235

できないことは・・・  

    議員になって二期目五年目を迎える。よく人から言われるのは、「議員は忙しかろう、大変だろう」という言葉。確かに忙しく大変だ。携帯電話やパソコンには毎日のようにいろいろな方から連絡が入る。これまで、多くの方からの要望等を行政に繋ぎ改善に向けて努力してきた。しかし、未だ課題解決に時間を要するものや、要望は受けたものの実現にほど遠い案件もいくつかある■議員として市民の負託を受けているのだから仕方のないことだが、時折、市議会議員としては解決できないような要望を一方的に述べられる方もいらっしゃる。例えば、国の制度に関わることや、市の行政とは無関係の民間事業所や隣近所の住民に対する苦情等だ。だからと言って、頭ごなしに「私の仕事ではありません」などとは言えない■また、ご自分のことだけや、住まわれる地域のことだけの改善を望まれる方もいらっしゃる。それでも、議員としてできることはさせてもらっているつもりだ。しかし、一方的な個人のエゴでの要望に対して、時々キレそうになることもある。私の性格上、できないことを、さも、できるように応えることはできない■ある方に言わせると、議員たるもの、「どんな案件についても『できません』とは言わず、実現・改善に向けて努力すべし」と言われる。しかし、逆立ちしてもできないことや不条理な要望等には、「できません」とか「おかしいでしょう」と言ってしまう自分がいる。議員としては、「どうかな?」と言われるが、「それでもいい」と言っている自分がいる。困ったものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 234

木々の緑と子どもたちの声に包まれて

 今年も1010日から13日まで阿蘇フォークスクール主催の高森町上色見で開催された「第12回アート&クラフトフェア」に、「木こり屋」の作家として参加してきた。場所は、旧上色見小学校で、私は校舎の東側にテントを張って、木工の店を開いた。三日間で一万人近くの人が来られ、私の店にも多くの方が来られた■いつも、私の店の横には子どもたちの遊び場を作っている。今回も、小さな子たちが私の作った積み木やコマや遊具を使って、しっかり遊んでくれた。子ども同士でけんかしたり仲良くなったり、にぎやかな毎日だった■小1と小5の孫二人は、作家さんの子どもたちと友だちになって、一日中会場内を遊びまわっていた。8回目の出店ともなると、常連さんも増えて、必ず何かしらの作品を買って帰られる方もいらっしゃる。椅子を買ってくれた頃には、小さかった子どもさんが大きくなっていてびっくりすることも・・■おかげで三日間、木々の緑と子どもらの声に包まれてゆっくりとした時間を過ごせた。阿蘇フォークスクールの教室を借りていた頃から9年目だろうか。この間、地元の方や、作家さんやお客さんたちなど、多くの方たちと知り合うことができた。これからも人のつながりを大切にして、身体が続く限り、子どもたちが、そして笑顔の素敵な大人たちが喜ぶ作品を作っていきたいものだ。

Photo_3

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »