徒然日記 Vol 227
鈴虫って・・・
先日、知人から鈴虫をもらった。大きな虫かごにたくさんの鈴虫が・・・。「好きなだけいいですよ。ただし、メス一匹にオスが3~4匹ぐらいがいいですよ」と、言われて、オスを12匹、メスを3匹いただいた■そして、わが家の鈴虫のかごは玄関の棚に置かれ、小学校5年生の孫がせっせと餌の鰹節の粉や、茄子やキャベツを入れて、お世話の毎日だ。今も、リリリ~と気持ちよく涼しげな音色で鳴いている。鳴き初めの頃は、鳴き方が下手くそで、孫に言わせると「キ~キ~」としか聞こえなかったが、今や、とてもいい音色を奏でている■ところで、皆さんは鈴虫の生態をご存じだろうか?鈴虫は、秋頃には、オスが先に死に、メスはそのオスの死骸を食べて、そして、死ぬ。その間に、土の中には彼らの次の世代が産み付けられている、ということ。鈴虫は、成虫になって、数か月しか生きないのだ■そう思うと、メスの気を引こうと一生懸命鳴いている、オスの羽根を震わす仕草が一層いとおしく見えてくるものだ。冬には死に絶えて、来年になれば彼らの子孫が、数倍になって生まれてくるらしい。リリリ~の鳴き声を聞きながら、これから鈴虫たちの命を繋いで、末長く付き合っていきたいと思う、夏の夜だ。
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