« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »

2015年8月

徒然日記 Vol 229

安保法案絶対反対  

   30日日曜日に安保法制反対の集会が白川公園で開催され、私も参加してきた。2000人ほどの人が集まり、集会の後サンロード新市街までデモ行進を行った。「安保法案絶対反対」「安倍内閣は今すぐ退陣」など声を枯らしてのシュプレヒコールを上げながら、デモ行進をした■今回の集会は、全国300か所以上で開催され、国会周辺には10万人以上の人々が集まった。60年安保闘争時は、労働組合や大学生が中心の集会が行われたが、今回は多くの若者がITを活用して、集会参加の呼びかけを行い反対の輪が広がった■これまで政治に対して無関心だった人が目覚めて、初めてデモに参加した人たちが増えている。これだけの国民的な盛り上がりは、過去に無かったこと。しかし、現在、参議院で安保法制の議論が行われているものの、政権与党は、多くの国民の声を無視して強行採決の構えだ■それでも、私たちは諦めずに「反対」の声を上げ続けなければならない。それが、平和を子や孫に引き継ぐための、私たち大人の役割だ。

Photo

Photo_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 228

スイカの種

 先日、二泊三日の議員視察から帰った日、自宅の庭先で孫二人が頭を並べて、スイカを食べていた。聞くと「スイカを食べながら種の飛ばしやっこ」をしているとのこと。その姿を見ながら遠い昔、私が小学生の頃、お盆に母の実家の津奈木に行き、夏のひと時を過ごした時のことを思い出した■クマ蝉がシャーンシャーンと鳴く実家の縁側に兄弟三人で座り、足をプランプランさせながら、今の孫たちと同じように、井戸水で冷やしたスイカを食べながら、種の飛ばしっこをしていた。あれから、50年以上が過ぎた。当時、母は連れ合い(私の父)を亡くして手に職(洋裁)をつけるために、熊本市内の母子寮で家族4人で暮らしていた■津奈木には、たぶんその頃に行ったのだろう。母子寮時代の二年間以外は、私と次男はそれぞれ親戚の家に預けられていた。ということで、兄弟三人が一緒に暮らしたのは、父が亡くなるまでの期間と母子寮時代の数年しかなかった■その分、兄弟の絆は強く、仲が良かったように思う。津奈木での思い出は、あまりにも遠い日のことで夢の中での出来事のようにも思える。それでも先日、孫たちの姿を見て、あの夏の日のまぶしい陽の光、庭先の土や草の匂い、井戸水の冷たさなどを、思い出した。そして、スイカの種を飛ばす弟たちの笑い声と笑顔も・・・・。

Image

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 227

 

鈴虫って・・・

 先日、知人から鈴虫をもらった。大きな虫かごにたくさんの鈴虫が・・・。「好きなだけいいですよ。ただし、メス一匹にオスが3~4匹ぐらいがいいですよ」と、言われて、オスを12匹、メスを3匹いただいた■そして、わが家の鈴虫のかごは玄関の棚に置かれ、小学校5年生の孫がせっせと餌の鰹節の粉や、茄子やキャベツを入れて、お世話の毎日だ。今も、リリリ~と気持ちよく涼しげな音色で鳴いている。鳴き初めの頃は、鳴き方が下手くそで、孫に言わせると「キ~キ~」としか聞こえなかったが、今や、とてもいい音色を奏でている■ところで、皆さんは鈴虫の生態をご存じだろうか?鈴虫は、秋頃には、オスが先に死に、メスはそのオスの死骸を食べて、そして、死ぬ。その間に、土の中には彼らの次の世代が産み付けられている、ということ。鈴虫は、成虫になって、数か月しか生きないのだ■そう思うと、メスの気を引こうと一生懸命鳴いている、オスの羽根を震わす仕草が一層いとおしく見えてくるものだ。冬には死に絶えて、来年になれば彼らの子孫が、数倍になって生まれてくるらしい。リリリ~の鳴き声を聞きながら、これから鈴虫たちの命を繋いで、末長く付き合っていきたいと思う、夏の夜だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 226

飲む、打つ、買う

 落語家の立川談志さんのお弟子さんの立川談志楼さんが書いた、「声に出して笑える日本語」という本を読んだ。笑えてタメになる話がたくさんあって、人前で話すことの多い私としては、いくつか話のネタが見つかった。その中で、特に印象に残ったのが、「飲む・打つ・買う」のお話■落語の世界では、「三道楽煩悩(さんどらぼんのう)」と言い、飲むは酒、打つは博打、買うは吉原を指す。道楽はだいたい若い頃に限るものだが、現代では歳をとっても飲む、打つ、買うは、続いているという話。つまり、高齢になり、病気で薬を飲む、腰痛や肩こりなどで鍼を打つ、なけなしの年金で宝くじを買う人がいる、というもの■早速、この話をネタに、100人近くの20代の若い人たちの前で話した。「飲む・打つ・買うはやめたがいいけど、最近は高齢者の多くが、飲む・打つ・買うの時代になって、私もやってる」と・・・。ところが、全く受けなかった。受けないはずだ、本来の「飲む・打つ・買う」の意味をほとんどの若者が知らなかったのだ。後から、たった一人の若者が「三禁(さんきん)という言葉で、大酒飲むな、ギャンブルや、女性に溺れるな、というのは聞いたことがありますが、それと同じ意味ですか?」と聞いてきた。「飲む・打つ・買う」は、若者にとっては、今や死語なのだ■ある若者は、買うの意味を知って、「議員さんがそんな話をしていいんですか?」と・・・。愕然とした。私は、それでもめげずに、別な日の別な場所で、50代後半の方たちに、同じ話をして、「病気をしないで、長生きしてくださいね」と結んだ。大いに受けた・・・と思う。それにしても、面白いネタがあっても、聞いている方たちに、きちんと真意を伝えることができなければ何にもならない。人前で話すのって難しい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

徒然日記 Vol 225

皆さんに知らせてください

  先日、友人からのメールで、話題のアニメ動画の紹介があった。自民党が作成した安保法制に関連した「教えて!ヒゲの隊長」のパロディ版が評判らしい。7月23日のNWES23でも紹介があったとのこと。早速、鑑賞。とても分かりやすく、安保法制の問題点を指摘している。下記に、サイト先を標記したので、自民党の「ヒゲの隊長」と併せて、視聴していただきたい。

  https://www.youtube.com/watch?v=0YzSHNlSs9g (自民党作成版)  

  https://www.youtube.com/watch?v=L9WjGyo9AU8 (パロディ版)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年7月 | トップページ | 2015年9月 »