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徒然日記 Vol 195

おまちがいさん

私が働いていた知的障がい児の施設「肥後学園」でのお話。子どもたちが間違ったことや、やってはいけないことなどをしたときに「おまちがいさん」と言っていた。この言葉は、単に否定的な意味合いだけでなく、おっちょこちょいの子どもたちにも当てはめて、「がんばらないかんばい」という思いを込めて使っていた■肥後学園の子どもたちの多くは、そもそも生まれた時から障害を持って生まれて来たのだから、今思えば、その子どもたちに「おまちがいさん」とは、はなはだ差別的な表現だったのかもしれない。しかし、障害を持った子どもたちと日常的に過ごす私たちにとっての「おまちがいさん」という言葉は、差別ではなくて愛着を込めた意味での表現だった■40にして惑わずというのに、60歳を越した私は、今もって惑いっぱなしで、「おまちがいさん」だと思う。思い込みが激しく、おっちょこちょいで、時々ミスをする。ミスの中身はともかく、おまちがいさんが続けばヤバいのだ■20年後、高齢者の4人に一人は認知症になるという。高齢者と言われる65歳まで、残り4年、癌にもならず認知症にもならず健康なまま生きていくのは、難しい。「物忘れも老人力だ」という言葉があるが、歳を重ねながらも活き活きと生きて逝きたいものだ。

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