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2015年2月

徒然日記 Vol 191

議会始まる

 2月16日から3月5日までの日程で、市議会が開会された。おかしな話だが、4月の選挙をにらんでか、一般質問の議員数も半分で、期間も18日間と議会日程が短縮された。今回の新年度予算は、大西新市長となって初の予算編成ということで、いくつかの大西カラーが打ち出された■大西市長の公約の中でいち早く実現させるのが、中学校普通教室へのエアコン設置だ。41650教室を対象に設計費5,500万円が計上され、平成28年度中に設置され、以後小学校にも設置予定だ。また、市電延伸の可能性を探るための予算としての調査費1,300万円や花火大会関連経費1億円などの新たな予算も盛り込まれた■しかし、現在、小学校三年生までの医療費の助成制度を中学生までに延長するという公約に向けての予算は、今回は見送られた。いずれにしても、新たな事業を行うためには、そのための予算と人が必要だ。市の一般会計の予算は、年間2,900億円以上。限られた予算の中から、きちんと優先順位を明確にして事業に取り組まなければならない。特に、これまでの市政の歴史の中で、最大の支出となる323億円もの事業費を投じるMICE施設の建設については、その費用対効果等、きちんと精査しなければならない■新たな事業を行なうためには、そのための人員が必要だ。しかし、市は、第5次行財政改革として、さらなる人員削減もめざしている。ということは、新規事業に携わる職員を配置して、なおかつ人が減らされるのだから、その分職員の負担も増加し、行政サービスも低下するのは必至だ。まさしく派手な花火を打ち上げる事業を優先することによって、地味だが市民にとって必要な事業が縮小されたり廃止されたりするかもしれないということだ。そうならないように、きちんとチェックし、必要な予算や人員を確保しなければならない。

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徒然日記 Vol 190

多くの人に支えられて

先日、地元後援会の事務所開きを行った。いつものことだが、集会等の行事を計画して一番気になるのが、その日の天気だ。4年前の事務所開きは、事務所横の屋外で実施。当日は開式と共に雪が降り始め、式が終わるとやんだ■そして今回は、式の30分ほど前から、冷たい雨が降り横殴りの風が吹き始めた。それでも、悪天候の中、地元を中心に200名近くの方々に参加していただいた。この4年間、多くの人に支えられて活動してきた。まだまだ、やり残したことがたくさんある■4月12日までの投票日まで残り二ヵ月を切った。さらに皆さんに支えられて、二期目に向けて頑張らなければならない。無事、事務所開きも終わり、午後には4年前と同じように晴れ間が見えた■そして、きちんとお礼の挨拶ができなかった方々に電話をかけた。ある先輩には、「予定通りに晴れたな。当選確実バイ」と嬉しい言葉をいただいた。しかし、慢心することなく、残された期間、気を引き締めて頑張らねば。

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徒然日記 Vol 189

4人の福永洋一

皆さんは、40数年前に競馬の騎手として活躍していた、私と同じ氏名の福永洋一をご存じだろうか?彼は、1970年から9年連続リーディングジョッキー(年間最多勝利騎手)となり、天才と呼ばれた。しかし、1979年に騎乗中に落馬し、脳挫傷を負い、騎手生命を絶たれた。以後、身体に重度の麻痺を抱えたが、懸命なリハビリの様子がマスコミで伝えられ、その再起の姿を通して、多くの人たちに勇気と感動をもたらした。現在、その長男の福永祐一が騎手として活躍中だ■私の学生時代が福永洋一騎手の全盛期だった。当時、私は夜間の大学に行き、昼間はバイトをしていた。「若い時に多くの職種を経験したい」という思いがあり、土方や営業や工場の作業員など20種類以上のバイトを経験。その頃、「福永洋一」という名前に相当助けられたものだ。バイト先の面接する人の多くが「お~。あの競馬の騎手と同姓同名じゃないか」と驚き、「会社も発展するように、福永洋一騎手にあやかって、あなたを雇おう」と言ってくれるのだ。そして、あれから40年。今でも、この名前に助けられている■先日も地域のあいさつ回りで、同世代の女性から、「あら~。あの競馬の騎手さんと同じ名前ですね」と言われた。私は、「落馬しないように応援してくださいね」とお願いした。その次に会った女性には、「以前から看板を見て知っています。私の同級生に同じ『福永洋一』と言う人がいるんですよ」と言われた。私は、「同級生の福永さんによろしくお伝えください」と言って別れた■これまで、同姓同名の方は、競馬の騎手と、後は熊本県内に二人(学校の先生・天草近隣に在住の多重債務者らしき方)の計三人がいるということは知ってはいたが、新たにもう一人いらっしゃることがわかった。全国を探せば、同姓同名の方がもっといるかもしれない。しかし、議員をやっているのは、今のところ私一人だ。4月の選挙まで、60日余。しっかり、私、熊本市議会議員の「福永洋一」を売り込まなければならない。

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徒然日記 Vol 188

仕事があるうちが花

 正月の三が日はしっかり休み、4日から活動開始。そして暦はもうすでに二月。この間、ほとんど休みなく動き回っている。そんな日々の中、先日、なんとも言いようのない夢を見た。朝、目が覚めると、だだっ広い部屋に私は一人。歳をとっていた。多分80歳ぐらい。そして、布団の中、重たい身体を起こして、「今日は何をしよう?」と、思い巡らす。しかし、何もすることが無いことに愕然とする。ただそれだけの夢■夢から覚めて、改めて、現実のその日の日程を確認する。目いっぱいの日程で忙しい。何かしら安心する自分がいた。そして、私が若かった頃のことを思い出した。私は、知的障がい児の施設の指導員として働いていた。ある日のこと、事務所で起案文(行事の計画書)を前に、頭を抱えて、子どもたちの行事(確か花火大会)を、どうしたら楽しくできるのか、どうしたら安全に実施できるかなどを、必死で考えていたような・・・■気がつくと、頭を抱える私の横に、私を拾ってくれた園長が立っていて、「よういっちゃん」(園長は私のことをそう呼んでくれていた)「何を悩んどる?」と問われた。私は「忙しくてどうにかなりそうです」みたいなことを言ったような。すると、園長はすかさず、「仕事があるうちが花バイた」と、笑いながら、おっしゃった■あの時は、なんとも思わなかった言葉が、今になってズシリと心に響く。市議会議員そのものが仕事などとは思ってはいない。議員として市民の方たちのために、様々な活動をすることこそが仕事だと思っている。今は亡き園長に改めて感謝。仕事があること、そして、忙しい時こそが花なり。

 

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徒然日記 Vol 187

多くの人に支えられて

 先日、後援会の事務所開きを行った。いつものことだが、集会等の行事を計画して一番気になるのが、その日の天気だ。4年前の事務所開きは、事務所横の屋外で実施。その日は、式が始まる頃に雪が降り始め、式が終わる頃にやんだ■そして今回は、式の30分ほど前から、冷たい雨と横殴りの風だった。それでも、悪天候の中、地元を中心に、200名近くの方々に参加していただいた。この4年間、多くの人に支えられて活動してきた。まだまだ、やり残したことがたくさんある■4月12日までの投票日まで残り50日余。さらに皆さんに支えられて頑張らなければならない。無事、事務所開きが終わり、午後には4年前と同じように晴れ間が見えた。そして、きちんとお礼の挨拶ができなかった方々に電話をかけた■ある先輩には、「予定通りに晴れたな。当選確実バイ」と嬉しい言葉をいただいた。しかし、慢心することなく、気を引き締めて、走り回らなければ・・。

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徒然日記 Vol 186

からまれる日  Vol 2

  4月12日の選挙まで60日余、現在、朝の辻立ちと地域のあいさつ回りをしている。先日、地域のあいさつ回りから帰って来ると、母から「来客があった」と伝えられた。母によると、70代ほどの男性が、「昨日は頭が痛くて寝ていたのに、チャイムを何回も鳴らされた。しつこく鳴らさないように」と言われて、帰られたとか。母は、さっさと歩くことができない。そのため、訪ねて来た方も、しつこく2~3回チャイムを鳴らされたとのこと。おかしな話だ■その方の住む校区の自治会長に名前を告げて、どんな方か聞いてみたが、「同じ名字の方が校区に三名いらっしゃるが、いずれもそんなことを言う方たちではない」とのことだった。自宅まで来て、苦情を言われるぐらいだから、よほど腹を立てての行動だろう?それにしても、前日は頭が痛くて寝ていた方が、私の自宅を調べ、車で10分以上も離れた我が家まで来て、という行動には、いささか違和感を覚える■先日の「痰を吐くなよ」のおっさんといい、なぜこんなにも、私は人にからまれるのだろうか?よほど私のことが嫌いなのか?単なる嫌がらせなのか?それとも・・・。などと色々と想像をしていたらば怖くなってしまう。とにもかくにも、私の暮らす、この地域には、今回の方と、「痰を吐くなよ」のおっさんと、私の看板を外した方の三人が、私のことを快く思っていないことは明らかだ■この4年間の活動を通して、地域の中に私を支持してくださる方が少しずつだが増えている、と実感している。反面、私の言動が気に入らない方たちも、少なからずいらっしゃるようだ。いずれにしても、怖い怖いと言って尻込みしていては、何もできない、ただひたすら支持者の方々と自分を信じて行動するしかないのだ。

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