徒然日記 Vol 177
死ぬかと思った Vol2
先日、夜の集会が終わり、元同僚と一緒に酒を酌み交わしての帰り道。シンとした夜の街中、ほろ酔い加減で自宅に向かって歩いていると、後方からパトカーのサイレンが・・。何事かと振り向きざま、白いワゴン車が猛スピードで私の横を通り過ぎ、車体を「ガッガッガッ」とこすりながら狭い道を右折。そして、パトカーから警官が一人降りて追跡。野次馬根性で後を追いかけた。ところが、すぐさま、白い車がUターンして来た。このままでは轢き殺されると思って、とっさに土手に登って難無きを得た■一瞬「市議会議員、逃走車にはねられ死亡」の見出しが・・。土手が無かったら本当にヤバかった。静かな街を一人静かに歩いていても、突然の出来事に命を奪われるかもしれない、という恐怖を味わった瞬間だ。新聞に、飲酒運転の現行犯とならないために逃走して、自宅ですぐさま飲酒して刑を軽くしようとする人がいるとの記事があった。多分、今回の白い車の運転手も飲酒運転だったのかもしれない■車に乗っていて、運転する人たちのマナーの悪さに辟易することがある。免許を取って30年以上になるが、以前に比べて、突然の割り込みや、あおり運転や信号無視等、ヒヤッとすることが多くなったように感じる。また、歩行者のマナーも低下したように思う。私の世代は、子ども時代が車社会の始まりだったので、歳を重ねると共に車が増加して、車の怖さを身体で感じることができる。しかし、今の若い世代は、生まれた時から車があり、車が走る姿を見慣れている。そのために、私たちよりも若い世代は、車の怖さを知らないのではないか■飲酒運転や信号無視などは、違法行為でありマナー以前の問題だが、罰則を厳しくしても無くならない重大事故を見聞きするたびに、「疲弊した社会を象徴する末期的な現象では」と思うのは私だけだろうか。真夜中であろうが、田舎であろうが、いつでもどこでも、危ない人の運転する車はどこからでもやって来る。気をつけなければ殺される、そんな物騒な世の中だ。
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