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徒然日記 Vol 175

市長を誰に・・ 

 熊本市長選挙が告示された。事前投票も始まった。三人の候補者がいるが、だれに投票すべきか迷っている。どの候補者も、「医療費助成を中学三年生までに(現行小学三年生まで)」や「小中学校全教室へのエアコン設置」などの金のかかる、市民受けするような、でっかい花火を打ち上げている。しかし、社民党の公開質問状の中の「憲法九条の改正の動きについて」の質問に対して、二人の候補者は「容認」というような主旨の回答。ある候補者は「国の施策だから関係ない」の回答。どちらの回答も到底賛同できかねる内容だ■ある候補者は、マイス施設建設の反対を訴えている。その理由は、莫大な予算に比べての費用対効果が無いこと、維持管理費がかさむことになり、無駄な箱モノとなることなど。確かに、ハード面だけの支出を見れば無駄に見えるが、交流人口の増加を図るための拠点施設としての役割は、今後、ソフト面を充実していくことにより、その経済的な波及効果は計り知れない、という一面もある。現行のマイス施設建設に反対するのであれば、市民の意見を聞く前に、対案としての人を呼び込む具体的な施策を市長候補として提案しなければ、あまりにも他力本願で納得はできない■いずれにしても、誰かが市長に選ばれ、その市長のもと新しい熊本市のかじ取りをしていくことになるのだが、でっかい花火を打ち上げて全てを実行できるほど市の財政は豊かではない。予算をやりくりするのには、現行の事務事業を見直して、なおかつ様々な分野の更なる民間委託を推し進めるしかない。それでも財源が不足した時には、職員の削減や給与カットなどが実施されるかもしれない。現在、市の職員は9000名ほどで、そのうちの40%近くは官製ワーキングプアと言われる年収200万円以下の臨時嘱託職員だ。市民は行政サービスの向上を願っている。しかし、業務に見合う人員や専門的な知識と経験を有する人材が不足すれば、そのサービスは低下することは明白だ■三人の候補者のそれぞれの主張なりマニフェストを読んでも一長一短あり、納得したり、嘘だろう、という内容だったりでピタッと来ない。今回の市長選挙は革新系の候補者がいないことや、マイス建設の是非以外の対立軸が見えない、ということもあり、多分投票率は伸びないだろう。「お金と髪の毛と、情熱を後押しするだけの能力と体力があれば、私も立候補したのだが・・・」と独り言ちる夜。それにしても、ベストな候補者がいない中、市長としてよりベターな候補者はいったい誰なのか?

 

 

 

 

 

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