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徒然日記 Vol 171

トラウマを乗り越えて・・

今朝の地方紙に、隣の校区の楠小学校の4年生の児童26名が、社会科見学で訪れた山中で、蜂に刺された、という記事が掲載された。私たちを刺した蜂と同じ種類だ。私の連れ合いと同じように20か所近く刺された子もいたとか、大事に至らずに、本当に良かった。私たちも蜂に刺されて、人間の弱さを身に染みて実感した。あれから、一カ月以上もたつというのに、私の傷はまだ癒えない。ましてや、傷は無くなったものの、5歳の孫の心に染みついた蜂の恐怖は、未だ消えない■高森に一人で行き、蜂の巣を撤去して帰ってきた夜に、寝床で孫を引き寄せようとすると、泣いて嫌がった。訳を聞くと、「じいちゃんが蜂を連れて来た」と言う。私自身も、時折、周りを飛び交う虫たちの羽音に敏感に反応してしまう。幼い孫たちにしてみればなおさらのことだ。幼い時に刻まれた恐怖は一生トラウマとして、心に残るという。いつしか克服してほしいと思うとともに、二度と蜂に刺されないように生きてほしいものだ■先日は、御嶽山の噴火で多くの人の尊い命が奪われた。自然の大いなる力に対して、人間の非力さを再確認した出来事だ。九死に一生を得て助かった人たちの中には、子どもたちもいた。その子たちは、もう二度と山には行けないかもしれない。私の二人の孫たちも、「もう高森には行きたくない」と言っている。楠小学校の児童もそうだが、いつかはその時の恐怖を克服しなければ、生きていけないと思っている。蜂はどこにでもいるし、火山は、いつの日かは爆発することもあるのだ■高森の近くには、阿蘇の中岳があり、現在も噴煙を上げている。いつの日か、中岳の噴火に遭遇するかもしれない。蜂より以上に、火山の噴火は恐ろしいものだ。人間は、先人の知恵を学び、リスクを回避して生き延びてきた。だからといって、父が生まれ育った高森に行くことをやめようとは思わない。孫たちが、いつの日か蜂のトラウマを乗り越えて、また高森に行き、また一緒に遊びたいものだ。

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