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徒然日記 Vol 168

変な時代になったものだ  

   私には二人の孫(兄妹)がいる。上の子は9歳で来年の春には5年生になる。下の子は5歳で来年は1年生になる。同居しているため、夕食時に孫たちの話を聞くのが楽しみのひとつだ。先日、上の子が、近所の公園でのふたつの出来事を、話してくれた■ひとつは、休日の昼間の公園のベンチで、若い男女が「ハグして、ぶっちゅしていた」(抱き合ってキスしていた)という話。もうひとつは、公園の隅っこで一人で遊んでいたら、私の母(80歳)ほどの女性が、木陰に来て「ブ~」とオナラをふって行った、という話■どちらもたわいのない話のようだが、考えさせられる話だ。子ども達が遊んでいる真昼間の公園で、恥じらうこともなく抱き合う男女の姿。日本も欧米並みに開放的な世の中になったのかと、感慨深い。孫に「二人を見て。どうしたんね?」と聞くと、「友だちと二人で『なにしてんの~』と聞いたら男の人に『うるせ~』って言われた」と答えた■若者の言動もだが、孫たちの行動にもびっくりさせられる。もうひとつの「女性のオナラの話」も、「それでどうしたんね?」と聞くと、「僕に気がついたおばちゃんは『あらま~』と言って、すごいスピードで走って行った」と答えた。恥じらう高齢の女性と、恥じらいを無くした若者たち。孫の話に笑いながらも、変な時代になったものだと思った。そして、子どもたちは、私たち大人の行いをしっかりと見ているのだ、ということを再認識し、しっかりしなければ、とも思った夜だった。

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