徒然日記 Vol 165
死ぬかと思った
先日、連れ合いと孫たちを連れて高森に行ってきた。そこで、災難にあった。以前から、高森の借家には、軒先に脚長蜂が巣をかけていた。気にはなっていたが、巣は天井裏にあり、蜂は何もしなければ襲ってこないし、蟻などの虫を食べてくれる、と思って、何もせずにそのままにしていた。ところがその日の午後、連れ合いと孫たちが車の中にいた時に、一匹の蜂が車の中に入ってきた。5歳の孫が「はち!はち!」と大声をあげてパニックになり、そして刺されてしまった。そのあと、大群が押し寄せた。連れ合いは、孫をかばって頭部を中心に20か所ほど刺されてしまった■5歳の孫と私も数カ所刺された。私たちは我慢できる痛さだったものの、連れ合いは傷みがひどく、呼吸もできないほどだった。アナフィラシキーショックとも考えられるために、救急病院は立野にあると聞き、車で向かった。しかし、連れ合いの症状が益々ひどくなったので、白水のコンビニに車を停めて救急車を呼んだ(正確にはコンビニの店員さんに頼み、呼んでもらった)。結局、大津町の病院に行くことになり、刺されてから40分後ぐらいに、やっと治療を受けた■その間、刺された5歳の孫は最初だけ泣いたものの痛みを我慢し、刺されていない8歳の孫(男)は「すぎちゃん死なないで」と、ずっと泣いていた。診察の結果、連れ合いはアレルギー反応を起こしていたものの、呼吸も少しずつ安定し、大事には至らず安心した。しかし、痛みはなかなか収まらず、翌日には顔が腫れあがっていた。私と孫は、腫れも引いて、今は痒くて仕方がない。蜂は脅かさなければ襲わない、ということはわかってはいたが、幼い孫たちには通用しない■自然との共生というのは簡単だが、時間を見つけて、蜂の巣ごとやっつけるしかないようだ。蜂たちの活動は、今の時期が一番活発だとか。蜂が近づいてきたら、ゆっくり逃げること。追い払ったり大声を上げると、蜂は攻撃されたと思い反撃して来る。刺す時に、攻撃のためのフェロモンを出して、その匂いを目印に更に仲間の蜂が襲ってくる。この季節、山登りに行く人や、蜂が家に巣を作っているのであれば、くれぐれもご用心のこと。
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