徒然日記 Vol 166
獲ったど~
蜂に刺されて二週間が過ぎた。先日、休みを利用し蜂の巣退治のために、高森に行ってきた。天井裏に通じる外壁のトタンをはがし、やっと巣を見つけた。その巣のなんと大きいこと。バスケットボールほどあった。後から分かったのだが、脚長蜂ではなくて、スズメバチの仲間のキイロスズメバチだった■作業は、ネット付きの帽子をかぶり、手袋を二枚重ね、分厚い防寒着と二重にズボンを履いて、行なった。天井裏の入り口から、長い棒の先で、巣を壊して殺虫剤をかけて蜂を追い出し、その後、天井裏に潜り込み、蜂の子がびっしりと詰まった巣を取り出した。巣は三段に分かれていて、既に蜂の形をしたものから、小さな卵まで、その数なんと数百匹■獲った蜂の子は、食べるという近所の方にあげた。棒で巣を壊した時には、数十匹の蜂がブンブンと襲って来た。重装備だったのでどこも刺されることはなかったが、目の前を飛び交う蜂たちの羽音と、その姿には恐怖を感じた■何十カ所も刺された連れ合いの仇はとったものの、手にした巣の中の幼虫の一匹一匹のうごめきは、まさしく命そのもの。「獲ったど~」という達成感と共に、罪悪感も伴う複雑な心境だった。孫や連れ合いを刺すことが無かったらば、蜂たちとの共生ができたものを・・・。今度は、蜂の墓を作りに行こう。
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