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徒然日記 Vol 160

東南アジア視察報告 Vol 3 インドネシア編

3日の午後は、JETROジャカルタ事務所を訪れ、現地の経済・観光情報等の話を伺った。インドネシアは日本の国土の二倍の広さに24千万人が暮らしている。1,128の民族の集団であり、745の言語があり、宗教もイスラム・カトリック・プロテスタント・ヒンドゥー・仏教・儒教等様々。GDPは世界第16位。2009年頃からのリーマンショックで多くの国が成長率が下降する中、インドネシアだけは安定した成長を見せている■国民の平均年齢は若く、日本の高度成長期前のような勢いを持った国だ。日本の企業にとっては、低賃金で豊富な労働力確保が図られ、市場・投資先としては魅力のある国だ。しかし、近年、労働運動が活発化し、昨年は、最低賃金のアップ率が州によって異なるものの、94607%の伸びを見せた。働く労働者は、宵越しのお金は持たない国民性であり、近年の賃金上昇により、自動車やバイクや家電製品等の内需が伸びているとのこと。バイクは年間16万台の売り上げがあり、日本の⒛倍以上の需要率だという■特に印象に残ったのは、インドネシアのジャカルタ市内の道路の朝・夕の大渋滞(4~500mの移動に一時間以上)と、走る車のほとんどが日本車の新車が多かったこと、そして三車線中の一車線には、働く階層の人々の二人乗りを中心としたバイクの集団が走る様子だ。それでも、2日間インドネシアに滞在して、一度も救急車のサイレンを聞くことはなく、大渋滞の中、クラクションもほとんど聞こえず、信号機の無い道路を平気で横断する人々がいた。ちなみに、ジャカルタで働くバイク通勤の人々は、片道2時間以上の郊外に住む人が多いとのこと。今後は、道路や住宅等のインフラ整備の遅れをいかに解消するかがインドネシアの最大の課題だろう■大統領選挙も行われ、いずれ新大統領の下、インドネシアの政治や経済の流れも大きく変化していくだろう。しかし、バイクに乗っている国民の二割以上は無免許で、警察が捕まえても袖の下で無罪放免、国全体の会社で法人税をきちんと納めているのは7%程度で、税金を徴収するシステムも不完全、等の話を聞くと、まだまだ発展途上国なのだと認識させられる。それでもいずれ、インドネシアも国全体が豊かになり、一部の華僑だけでなく、働く階層の人々も、海外旅行にも行く時代が訪れるだろう。その時に、日本が、そして九州の熊本が選ばれる都市にならなければならない。また、日本の電化製品や牛肉や野菜果物等の輸出先としての市場価値も大いに開拓の余地ありの国だということを感じた。

↓ 夕方の渋滞

  古い車はタクシーやバスなど

  ほとんど新車ばかり

 

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