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徒然日記 Vol 156

私たちは・・

    この頃は、毎朝の新聞を読むのが嫌になる。5月3日の憲法記念日のデモに参加し「憲法を守れ」「集団的自衛権行使反対」の声をあげて、もうすぐ、2か月。国では、集団的自衛権行使の範囲の論議が行われている。その時々の政府で、どこまで、どのように、自衛隊が活動できるのかを決定するような時代となれば、いずれは、武装地帯で自衛隊員が武器を持って、人を殺している、ということにもなりかねない。野党が機能しない、オール与党で進められる政治は、恐ろしい■民主主義を論じるときに、よく言われるのが、「欧米の国々は、市民が自由と博愛と平等と独立のために立ち上がり、血を流して、その権利を勝ち取った歴史がある。しかし、日本は、与えられた民主主義だから、日本人には真の意味での人権意識も育ってはいないし、独立を勝ち取っていない」のだから、「憲法改正すべし」と一足飛びに、乱暴な論調がまかり通る■世論調査では、「憲法改正の必要性あり」とする国民は、56%で、憲法九条の改正の必要性なしとする国民は60%だ。安部政権は、現状では憲法改正は困難と判断し、集団的自衛権の行使という手段を用いて、憲法そのものの形骸化を図っている。そもそも、日本国憲法は、国民の側が、権力を持つ者に対して制限するための法律として存在している。いつの日か、自衛隊員が他国の軍隊の兵士に殺された時、日本国民の多数は、怒りを持って、日本を守るために戦争を是とするのだろうか。憎しみからは、何も生まれはしないのに■人一人を殺すと殺人罪に問われるが、戦争では多くの人を殺すと英雄となる。戦争は、国民の命と財産のすべてを奪い去る、人間として一番の愚かな行為だ。時代は少しずつ少しずつ、戦前のような悪しき方向へと流れているようで気が気でない。その流れを創っているのは、政治家であり、その政治家を選んだ私たちである。私たちは、今こそ、日本の平和を守るのか、また再び戦争のできる国にしてしまうのか、の問いを、自分自身に投げかけて、行動を起こす時だ。

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