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徒然日記 Vol 140

地域を支えて

3月14日に知人の方の葬儀に参列した。亡くなられたのは、楠校区在住の75歳の女性。昨年までの25年間、民生委員として活動し、それ以前はPTAの役員もされ、長年にわたり地域を支えてこられた方だ。4年前に出会った方で、当時、玄関先で「無縁社会」の話をして、生活保護世帯の方々の実態などをお聞きした。貧困層の悲惨な状況、特に独居老人の方の死に際の話に心打たれた■「身内がいるのに家族から見放され、一人で亡くなって無縁仏になっていく人たちがたくさんいらっしゃる。死に行く時ぐらいは、家族に看取ってもらいたい、お骨も拾っていただきたい、と思っている。しかし、それが叶わないことに、心が痛む」と言われた。その後も、いろんな場所で何回かお会いして、「がんばってますね。身体に気を付けてくださいね」などと、優しく声をかけていただいた■最後にお会いしたのは昨年の12月。「風邪が長引いているので明日から入院するんですよ」とのことだった。「早く良くなってくださいね。また伺います」と言って別れた。葬儀の席での長男さんの話で知ったのだが、入院後の検査で急性の白血病と診断され、余命3か月と告げられたとのこと。それでも、「私は頑張って、倍の6カ月は生きてやる」と言って、輸血治療等に専念されたとか・・。■私は、この間、何も知らないまま、見舞いにも行かなかった。25年以上の地域活動を終えて、これからゆっくりと自分の時間を・・・という時に亡くなられた。これまでの経験で知り得た多くの実態とその問題や課題など、もっとたくさん話を聞きたかった。そして、もっと長生きしていただきたかった。家族の方々にとっても、そして地域にとっても、大切な方を亡くしてしまった。残念でならない。

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