徒然日記 Vol 123
やりきれない夜
9月18日に議員になって三回目の議会での質問が終わった。大きく7つの質問要望等を行った。最後の質問で、子供たちの不登校やいじめ等の対策強化として、スクールソーシャルワーカーの人員体制の強化を訴えた。最後の言葉として「子供たちが健やかに育っていくことは、私たち大人の誰しもが願っていること。他市であったような不幸な事件や事案が熊本市で起きないように早急な対策をお願いしたい」と結んだ■その数日後に、15歳の少女が市内の自宅で死亡しているのが発見される報道があった。頭部の一部は白骨化していたとの報道。数か月間も過ぎての発見だ。小学校から不登校気味で、昨年からは中学校の三年生の春までずっと不登校だった。母親は福岡で保護されたが、話ができる状態ではないとのこと■明日は、福祉子ども委員会が開かれ、今回の事件の経過等が報告される。報告を受けて、私も委員として発言しなければならない。彼女に関わった多くの人たちの反省と後悔の思いが、私にもひしひしと伝わってくる■しかし、行政としては、彼女が死に至る前に、やるべきことをきちんとしてきたのか、検証しなければならない。と思いつつも、明日はどんな風に話をしたものか、気が重くなる。彼女が亡くなってしまった理由は、母親だけが知っているのだろう。自殺か衰弱死か等、死因は不明のまま「私たちは、尊い命を守れなかった」という現実に、ただただ、やりきれない夜を迎えている。
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