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徒然日記 Vol 106

自分たちの命は自分たちで・・・

 5月15日(火)の午前中、晴れ渡った空のもと、西区小島の白川河川敷で市の総合防災訓練が行われた。訓練は、市消防局や県警・陸上自衛隊・消防団・民間団体等、総勢2,500名で行われた。私は議員として参加してきた。訓練は二部形式で、第1部は水災訓練、第2部は震災訓練が行われた。いずれも本番さながらの緊迫感が伝わってきた。特に、地震発生後の被災者の救助の訓練は、救助の手順も迅速で、実に頼もしい限りだ。消防や避難誘導や救急などに携わる職員の方々や、ガレキの中の被災者を探す救助犬を含めて、それぞれのきびきびした動きや、救助のための最新鋭の機材やはしご車などの活躍を見て感動した■災害時に避災者の救助が迅速かつ的確に行われるためには、日頃からの訓練が大切だ。関係機関の職員の方々は15日の防災訓練のための訓練を何回も行ってきたであろうし、全体としても幾度かリハーサルが行われたであろう。それぞれのプロが日頃からの訓練で培った技術等を駆使し、想定内の訓練を行うのだから、訓練が完璧にできるのは当然のことだ。しかし、災害は、いつなん時やって来るか分からない。震災で一番被害が大きいのは、真冬の深夜だという。そのような時に、15日の訓練で発揮したような力を100%出せるのか心配だ。大変だとは思うが、早朝か夜間の大規模な訓練を実施してみるのもいいのかもしれない。真っ暗闇からの訓練の開始で、被災者の発見や救助もスムーズにはいかないだろう。多くの課題が見えてくるはずだ■というのも、私が知的障がい児の施設に勤務していたときに、業務として防災訓練の担当になり、実践した経験があるからだ。園長を説得して、訓練のための訓練ではなく、日中の抜き打ちでの火災訓練や夜間の避難訓練を実施した。その時に明らかになったことは、抜き打ちでの訓練では、職員も子どもたちもあわててしまい完璧な情報伝達や避難ができなかったこと、夜間の避難訓練では、眠り込んだ子どもたちの避難誘導に時間がかかり、どんなに対策を立てて努力しても犠牲者が出る可能性があること、などだった。当時は、訓練の結果をもとに、どうしたら少しでも犠牲を少なくできるかが熱心に議論され、様々な対策を立てて検討し実行したものだ■市としても市役所内での抜き打ちでの訓練や、夜間の震災訓練等の実施に向けて、前向きに検討してもらいたいものだ。また、昨年の北部豪雨災害での市の防災体制の不備を目の当たりにした者としては、訓練以外の場面も含めての、関係機関相互のより一層の日常的な連携強化を望む。ただし、自助・共助があっての公助。私たち市民は、災害に備えて「自分たちの命は自分たちで守る」という意識を持ち、日頃から準備をしておくことが第一だ。私たちが大震災に見舞われた時には、公的機関だけで、被災者全てを救うだけの力が無いことは、先の東日本大震災で明白なのだから。

 

↓ファンから霧状の水を

放射し煙を除去する装置

Photo_3

↓バイクによる被災者の

 捜索訓練

 

Photo          

 

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