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徒然日記 Vol 26

ヒヨドリでさえ・・・

  先日、いとこの住むマンションに行った時、空から突然ヒヨドリの親子が私の足元の地面に降り立った。親鳥は私の気配で近くの木の枝に留まった。雛鳥はというと地面に張り付いたようにピクリともしない。初めて飛んで降り立ったアスファルトの地面の上で体が固まってしまったようだ■親鳥は「ピーピー」と何度も鳴いて呼びかけて、飛ぶように促すのだが雛鳥は声さえも出ない。私は気にはなったものの、そのまま6階のいとこの所へ。そして、30分後に帰り道の地面を見ると、雛鳥はマンションの壁の隅っこに移動していた。親鳥は近くのフェンスの上に留まり「ピーピー」と鳴いていた■雛鳥がいる場所は、日陰だがそのままその場所にずっといたら熱気で死んでしまうだろう。私は車にあったペットボトルの底をナイフで切ってお茶を入れて、雛鳥の横に置いて帰った。あの雛鳥はいったいどうなったのだろうか?それにしても、鳥でさえも子どもを見守り育てる本能を持っているのに、近頃の人間ときたら動物以下になり果ててしまったようだ■子どもを捨てる親、子どもを虐待する親、食べ物も水さえもあげずに部屋に子どもを閉じこめて殺す親。世の中、何かがおかしくなってきている。いくら親でも子の命を奪う権利はない。当たり前のことなのに・・・。貧しい時代に生まれた子どもたちにとっての受難の時代とは違う、物に溢れた豊かな現代。そんな世の中で動物としての本能を失った親の下に生まれた子どもたちの、理不尽な不幸の数々。豊かさの裏で何かが確実に壊れ始めている。

Hiyodori

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