学童の日々 Vol 27
サンタが来なくても・・・
こども達は、24日に終業式を終えて冬休みに入った。それでも学童に在籍する96名の内、半数近くは親御さんの仕事の都合で28日まで学童にやって来た。ただでさえ元気な子ども達だがクリスマスイブの翌日の25日の朝は、その元気がさらにパワーアップ■というのも、朝から枕元にサンタさんからのプレゼントが置かれていたから、その喜びで一段とテンションが高くなる。早速、子ども達をつかまえてサンタさんから何をもらったか聞いてみた。一番多かったのは、WiiやDSなどの機械本体やそのソフトだった。その次は、一輪車やカード類など。珍しい物では、餅つき機・リカちゃんドーナツ。どちらも本格的に餅やドーナツが作れるらしい■嬉しそうにプレゼントのことを話してくれる子ども達に混じって、三年生の半数以上の子と、一・二年生の数名の子は「サンタが来なかった」と答えた。ある二年生の女の子は「サンタさんは来たことがない」と言って目を伏せた。サンタが来るのが当たり前と思って聞いて回っていた私は、その子らを傷つけてしまったのかもしれない■「サンタさんが来なかったんだったら、お正月にたくさんお年玉がもらえるかもね」と慰めたものの、お年玉ももらえなかったら、なんて言えばいいのだろうか?様々な家庭環境の中で生活している子ども達に対して、クリスマスの日に、サンタがプレゼントを持って来るのが当たり前なんて、勝手に決めつけてしまった。サンタが来ても来なくても、学童の子らが元気で幸福なお正月を迎えることを願わずにはいられない。
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