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2009年12月

学童の日々 Vol 27

サンタが来なくても・・・

 こども達は、24日に終業式を終えて冬休みに入った。それでも学童に在籍する96名の内、半数近くは親御さんの仕事の都合で28日まで学童にやって来た。ただでさえ元気な子ども達だがクリスマスイブの翌日の25日の朝は、その元気がさらにパワーアップ■というのも、朝から枕元にサンタさんからのプレゼントが置かれていたから、その喜びで一段とテンションが高くなる。早速、子ども達をつかまえてサンタさんから何をもらったか聞いてみた。一番多かったのは、WiiやDSなどの機械本体やそのソフトだった。その次は、一輪車やカード類など。珍しい物では、餅つき機・リカちゃんドーナツ。どちらも本格的に餅やドーナツが作れるらしい■嬉しそうにプレゼントのことを話してくれる子ども達に混じって、三年生の半数以上の子と、一・二年生の数名の子は「サンタが来なかった」と答えた。ある二年生の女の子は「サンタさんは来たことがない」と言って目を伏せた。サンタが来るのが当たり前と思って聞いて回っていた私は、その子らを傷つけてしまったのかもしれない■「サンタさんが来なかったんだったら、お正月にたくさんお年玉がもらえるかもね」と慰めたものの、お年玉ももらえなかったら、なんて言えばいいのだろうか?様々な家庭環境の中で生活している子ども達に対して、クリスマスの日に、サンタがプレゼントを持って来るのが当たり前なんて、勝手に決めつけてしまった。サンタが来ても来なくても、学童の子らが元気で幸福なお正月を迎えることを願わずにはいられない。

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学童の日々 Vol 26

自由遊び

 子ども達は、勉強もだが遊ぶのも仕事だ。私たちも遊びを通して多くのことを学んできた。今どきの子どもはテレビゲームなどの影響で、一人遊びが多く、人間関係が希薄化していると言われる。しかし、学童の子等はちょっと違う■外遊びが出来ない雨の日は、「自由遊び」ということで、狭い屋内に6~70名の子ども達がひしめきあって様々な遊びをしている。騒音の中、本を一人静かに読む子。鬼ごっこやかくれんぼをしている子。ブロックで基地やロボットなどを作る子。オセロやトランプをしている子。折り紙で遊ぶ子。オセロの玉をお金に、ブロックや将棋などを品物に見立ててお店屋さんごっこをしている子。皆同じ学年同士だったり、違ったり■今、男の子達が夢中になっているのは、長四角の木片(子ども達と作ったパズル)を組み合わせて階段や通路を作り、ビー玉を転がしてどこまで転がるか、というゲーム。木片だけでなく、プラスチックの板や木箱などを使って、色々な工夫をして遊んでいる■本来はパズルとして遊んでくれると思っていた木片が、子ども同士の想像力・創造力で違う遊びになった。屋内の騒音の中、色々な遊びで楽しく自由に遊んでいる姿を見ていると、今どきの子どもたちの未来も、けっして捨てたものではないと思う。

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学童の日々 Vol 25

「勝手に決めつけないで」

子どもたちがきちんとできないときに、私たち大人はどうにかしてきちんとできるように注意する。例えば、遊んだ玩具のブロックが散らかっている時に、「○○君ブロックで遊んでたでしょ?きちんと片付けようよ」と言う。すると、「勝手に決めつけんで!僕は遊んだ分のブロックは片づけたとバイ」と、口を尖らせて言う■「勝手に決めつけないで」の言葉を初めて聞いたときにはドキッとした。確かに自分でも勝手に決めつけて子供たちを叱りつけた事があるような気がしたからだ。しかし、誰が教えたのか「勝手に決めつけないで」は、ある意味いい言葉だと思う■子どもたちが大人から自分を守るための言葉。その他にも、「嘘じゃないもん」とか「邪魔せんで」とかがある。ある日、「宿題したくね~」と言って逃げる一年生の男の子を私が追いかけていると、二年生のR君が宿題をしながら、大人びた口調で「福永くんもっと優しくしなさい」とたしなめた■私は「ハイわかりました。R先生!」と返事をして、一年生を捕まえてコチョコチョしながら、優しく「宿題しようかね~」と言う。「俺は優しくないのか?勝手に決めつけないで!」という言葉を飲み込みながら・・・。

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