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学童の日々 Vol 4

 「ふくなが~どうしたと?」

先日、木工作業中に不覚にもインパクトドライバーを使っていて、左手親指の先に穴を開けてしまった。「あっあっあっ」と大声で叫んでしまうほどの激しい痛みだった。すぐに止血して消毒をしたものの、その夜は、親指が心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと痛み、あまり眠れなかった。毎日きちんと消毒をしていたので、二・三日で治ると思っていたが三日後に化膿してしまい、通院して大きな包帯を巻くことになった■当初、学童では誰も気がつかなかったが、包帯を巻いているとなると、何人もの子どもたちが「ふくなが~どうしたと~?」と聞いてくる。聞かれるたびに「機械のドライバーを使っていて手がすべって穴がほげたっタイ」と答える。数人の子は顔をしかめて「痛かったろう?」とか「泣いたろう?」とか言って心配してくれた。その子たちには、嬉しくて「心配してくれてありがとうね」と心から感謝した■しかし、その他の子どもたちは「ドジ~」「バカだね~」と笑う。工作が得意なS君などは、うつむいて「くっくっくっ」と笑いをこらえている。まあ~笑ってくれるだけでも、少しは心配してくれているのだろうと安心できるが、私が怪我をしていることさえ気がつかない子どもたちもいた。ひどい子は、ここぞとばかりに怪我をした指を叩こうとする子もいた。ある子などは、興味本位に「わ~見せて見せて」と言う。溜息しか出ない■包帯が取れたある日、心配してくれていた子が「あ~治ったんだ~よかったね~」と言ってくれた。人の痛みを知る、思いやりのある子を育てるためには、どうしたらいいのだろうか?答えはきっと、その子の親御さんの姿にあるようだ。

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コメント

え!?
そんなことがあったんですね!?
もう大丈夫ですか???
私も気付きもせず、すみませんでした。
でも、くれぐれも注意してくださいね。
私は、お迎えに行った時、子ども達がテレビの周りでなく福永先生の周りでものづくりをしている、あの光景が大好きなのです。wink

投稿: Kママ | 2009年7月 1日 (水) 21時12分

 ご心配ありがとうございます。指の怪我は、もう一ヶ月も前の話でスッカリ治りました。K君は怪我を心配してくれた子どもたちの中の一人です。でも、ものづくりへの興味はいまいちのようです。強制はしたくないので、いつの日か参加してくれるのを楽しみに待っているところです。

投稿: ようちゃん | 2009年7月 1日 (水) 23時07分

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