徒然日記 Vol ８

木遊び食べ遊び・・・そして

　８月の第一週と第二週の金土日に「Ｏｇｕｎｉの森で木遊び食べ遊び」のイベントを企画した。広報が遅れたこともあり、中旬以降の参加の希望が多くあり、当初の日程を延ばして８月の30日まで、延べ７日間開催した。おかげ様で、幼児も含めた家族連れを中心に９組40名の参加があった。参加した方たちはいずれも満足されたようで、アンケートには「楽しかった」「あっという間の一日だった」「竹筒のご飯、焼きりんご、とてもおいしかった」「自分で作った箸で食べる食事は格別だった」「環境問題を身近に感じた」等の感想が寄せられた■特に、箸つくりに熱中される人が多かったのが印象的だった。肥後の守（ナイフ）を使って少しずつ箸の形に削るだけの作業だが、なかなか難しく根気がいる。それでも、子どもからおとなまで一時間以上かけて仕上げていく。最後に焼きペンで名前を入れて自分だけの「マイ箸」の完成■また、インパクトドライバーや木槌などの道具を使っての椅子や遊具などの組み立ても、熱中して取り組んでいただいた。スタッフはというと、初めてのイベントで食事もゆっくりと取れないほど忙しく、準備に追われた。一日が終わると足が棒のようになりヘトヘトだった。しかし、作った作品を前にしての記念撮影での家族の方々の笑顔で、その疲れも吹き飛んだ■先日イベントの総括がやっと終わった。収入はというと、広報や木工・食事の材料にお金をかけ過ぎて、ほとんど無し。人件費なんてゼロ。なのに、オーナーは、「初めてのイベントだから仕方が無い。今度は会員制の木工教室や木こり体験ツアーを計画しよう」などと、またまた妄想を・・・。今回の参加者の方々には、秋に第二回目のイベントを開催すると伝えたものの、どうしたものか？参加者もそして主催者も、もっと満足できるような企画は無いものか？と日々思案中だ。