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北の広き道/俳句集 Vol 2

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アカショウビン

Yachoo!オンライン野鳥図鑑

ヒュルルル 森に流れる 風の鳥

 初めてその鳥の声を聞いたのはいつの日だったろうか?姿は見えないが、山の向こうから甲高い口笛のような囀りが静かに、しかし、確かに心の奥底までにも響き渡った。そして、晴れ渡った北国の早朝の森の中でも、アカショウビンの声は懐かしい風のように流れていた。

笑ってる ジャガイモ畑の 花そよぎ

 ジャガイモの花は見たことがあったが、ジャガイモ畑一面が花畑になっているのを見るのは初めてのことだった。茶色い土と緑と青空の中で、たくさんのジャガイモの白い花が風に揺れて笑っていた。

北の旅 彷徨い猫と 飯喰らう

 その日の夜は、オホーツク紋別道の駅で、冷たい風が吹き小雨が降る中、いつものように車の後ろにシートを張り、食事をしていた。近くの生垣の根元で猫が一匹うずくまっていた。「腹減ったか?」と聞くと「ミャー」と言う。近づくと逃げるので、飯ごうの蓋に米粒と缶詰のサバを混ぜて、生垣の近くに置く。私が、元の場所に座ってからガツガツと食べ始めた。あの猫は今も旅人と食事をしているのだろうか?

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