北の空から/心癒されて Vol 11
南樽市場のお姉さま
7年前に大学時代の友人夫婦が北海道に集まり旅行をした。その時に、私たちは小樽の南樽市場に立ち寄り、いくつもある魚屋さんから選んだ一軒の店から新鮮な魚介類を買って、熊本に送ってもらった。市場に置いてある魚介類や野菜は安くて新鮮で、地元の多くの人たちも利用している。旅行以後には毎年のように年末に南樽市場の同じ店から魚介類を送ってもらっている■今回の旅の途中にも、その店に行き、「熊本の福永です。毎年お世話になっています」と言って、500円の甘エビ(1パック50匹ほど)を買った。しかし、お金を渡そうとすると奥さんが小さな声で、「こちらこそお世話になっているからお金はいらない」と言う。私は困ってしまい。「では、500円払うから。塩数の子をください」と言って、1パック500円の塩数の子を買って帰った■私は、たった500円で、甘エビと塩数の子を頂いてしまったことになる。熊本で買えばきっと倍以上はするというのに・・・。おかげで、その後の10日間ほどは酒の肴に困ることなく旅を続けることができた。甘エビは毎晩頂いたが三日目になっても無くならない。仕方がないので、贅沢にも塩水に浸して乾燥させて燻製にして食べた■その旨いこと旨いこと、南樽市場のお姉さまに改めて感謝しなければ、罰が当たるほどの旨さだった。
美しき人たちよ
私は人見知りが激しく、よほどの事が無い限り知らない人に自分から話しかけたりはしない。しかし、美しい人は別だ。ということは、私と話をした人はいずれも美人だということになる■あまり他人には教えたくないが、今回の旅で話をした女性たちを紹介しておこう。①旭川ブラウンボックスのアヤさん②津別町木材工芸館の館員さん③ニセコ町RAM工房のアイさん④美作市現代玩具博物館の館員さん■などと書いてしまって気がついたが、いずれも木工を中心とした、お店の人たちではないか。会話の内容は、熊本から来て旅をしていることを伝えて、工房の作品のことなどを質問しただけだ。でも、旅先で見ず知らずの女性と、きちんと二語文以上の会話をしたのは4人だけだから仕方が無い■別れ際には我が会社の名刺も渡したので、いつの日か突然「会いたい」などと言われたらどうしようかと思う毎日だ。
■夕焼け三景 海・湖・山
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